「Welcome to SUNTORY WHISKY」という体験ツアーの予約が14:30~、
あまりに早く着いたのでひとつ前のツアーに繰り上げてもらいました。
総勢100名くらいいるのでしょうか?
ツアーカウンターから裏に出ると、そこには創業者・鳥井信次郎氏の銅像。
銅像の手前のホットスチルは竹鶴政孝氏が設計したものだそうです。
道路を越えると工場です。
エレベーターで2階に上がるとすぐ、麦汁をつくる仕込みタンク室です。
二条大麦を発芽させ乾燥して麦芽をつくります。
その麦芽を粉砕し、仕込み水と仕込槽に入れ、ゆっくりろ過して澄んだ麦汁を作ります。
ニッカの場合、発芽させた後ピートを使ってスモーキー・フレーバーを付けますが、
サントリーではピートは使わないそうです。
澄んだ麦汁は、隣の木桶発酵槽で酵母を加え「もろみ」と言われる発酵液を作ります。
山崎蒸留所には、カタチの異なるポットスチルが並び、稼働しています。
発酵液は、ポットスチルという蒸留釜で2回蒸留して、
アルコール度数75度くらいの原酒(ニューポット)になります。
ニューポットを樽に入れ熟成させます。
樽の木の色が着き、アルコールの角が取れて美味しく熟成します。
見学用の貯蔵庫ですが1000樽以上があるようです。
貯蔵庫は自然の温度で、山崎の空気が流れてニューポットを熟成させていきます。
樽は呼吸をしていて、 左側の樽はかなり量が減っています。
これは「天使のわけまえ}と呼ばれています。
貯蔵庫が今回最後の見学コースです。
さあ、いよいよテイスティングです。
創業当時の山崎蒸留所の写真を右に入るとテイスティング会場です。
左から角瓶、山崎、白州、響の4種類。
体験コースの金額は1000円(要予約)。
◎角瓶は、グラスに氷をいっぱい詰めて、マドラーでかき混ぜます。
氷に隙間ができるので、氷を補充し角瓶を注ぎ、炭酸を入れて1回だけかき混ぜます。
◎山崎は、シングルモルトなのでストレートか同量の常温水で割って。
チョコレートが合いますね。
◎白州は、フルーティーな香りなので、やはりハイボールがいいようです。
◎響はオン・ザ・ロックスかストレートがおすすめだそうです。
山崎は色をみてみました。実際の色を見る部屋は壁面が真っ白だそうです。
お土産はオリジナル・マドラー。
おまけに、ウイスキー館の1階のBARコーナーを紹介。
今回、体調があまりよくなかったので、見学コースの4杯で十分でしたが、
また機会があればぜひ挑戦したいです。
1階にディスプレイしてあるウイスキー群。
同じ年代でも、樽や保管場所などで色味も全てことなります。
これらをティスティングして、1種のブランドを生み出すブレンダ―って凄い!
Photo/Fujifilm X-Pro1+XF35mmF1.4R, iPhone6Plus
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